2017年5月30日火曜日

2017年5月29日(月)

勤務時間:18:30~08:30
 
私;『月曜日の当直勤務。これ程厳しい乗務は無い。』
待機時間も長く、
私;『待ち疲れだ。』
お乗せしている時間よりも客待ちしている時間の方が長い。
私;『こんな時は、疲れも一入。』
当然の如くに売上も寂しい。
そんな夜に珍しくタクシー代行2本も遭遇。
締めて乗車料金;約9.7千円也(代行料金を除く;当方には入らず)。

その内の1本のお客様は、何とリーマンショック後に職を転々としていた時に入った会社の社長さと付き人の事務員さん。
私;『その節は、大変にお世話になりました。』 
お客様(付き人);『覚えておりますよ。何故、辞めたのですか。社長、覚えていますか。
一番聞かれたくない質問をストレートに聞かれてしまった。
私;『大きなミスをやり、この仕事が自分には向いていないと思い、退職を決意しました。』
また、
お客様(社長様);『覚えているよ。
私;『ですが、あの時の経験があってこそ、今の仕事に役立っております。今後とも宜しくお願い致します。』

懐かしき日々を思い出してしまったひと時であった。

そんな思い出に浸りながらの朝方、
私;『この時間帯のお客様が極めて少ないのが、売上の伸びない要因だ。』
AM3時以降のお仕事は、2本のみ。
本日も寂しく帰庫。

       本日の売上;ノルマの71%

2017年5月29日月曜日

2017年5月28日(日)

勤務時間:17:00~03:00
 
私;『あれ。』
始業前点検を実施して、オイル系、燃料系、車体系等を確認してエンジンを掛けようとすると電源が入らない。
私;『何か点検してケーブルが外れている。』
悩んでも素人の私には理解不能なので整備担当へ支給依頼。
すると、
会社の整備担当;『バッテリーが上がっているから交換。』
担当が帰宅する前で良かった。
私;『しかし、幸先が悪いな。本日の運転、気を付けよう。』
気持ちを引き締めて出庫。

本日の1本目、遠くまでお迎えに行き、更に離れて行き、
乗車料金;¥約1.2千円也。
完結して戻って来ると、ショッピングセンターへ常連さんのお迎え。
到着する前から乗車料金の予測はついて、三桁で完結するお客様。
ところが何と、
私;『あれ。いないぞ。』
その後、約20分余待機しても来ずに、キャンセル。
私;『やはり、良い一日にはなりそうもない。』

この後の配車がとんでもない配車。
私;『え。ここからそんな遠くのお客様をお迎え。しかも、時間予約。行き先もバスターミナルならば、高速バスの出発時間も解かる。時間に追われる仕事は、嫌だな。』
何と約21Km先へ気持ちは焦る。
急ぎ向かっていると意外な無線が入った。
会社の配車担当;『時間予約だけど、到着次第に声を掛けて。。
私;<意外と急ぐお客様ではないか。』
その後は、アクセル踏み目で走行。
無事に予約時間30分前には現着。
行き先は解かっているので確認すると、
お客様;『バスターミナル近くで食事が出来る所へ案内して欲しい。他の運転手さんからは、食事が出来る所は無いとは聞いていますが。
と、日曜日かつ場所が寂しい所、故に、
私;『かしこまりました。あまり期待出来る食事が出来るか分かりませんが、その近くのショッピングセンターへご案内いたします。ですが、時間的に営業しているか否か不明ですが。』
道中、お客様との会話に弾みつつ現着。
ここからバスターミナルへの経路を説明しつつ完結。
これが本日の最高額の¥約7.6千円也。
後は、寂しい売上に終始。

AM1時頃のそろそろ乗務終わりに近づいた頃にタクシー乗り場から乗られたお客様が気になる言葉を言われた。
お乗りになり暫くしてから
お客様;『運転手さんは、この仕事は長いの?。
との質問。
これは、良く聞かれる事ではあるが、今日は意味合いが少し違っていた。
私;『いえ、それ程長くないです。』
通常の返事をすると、
お客様;『そうだと思いました。他の運転手さんと言葉使いが違いますから。
私;<これは褒められたのか否か。>
その後の返答に困り、会話も中断。
私;<しかし、このやり方が私のこれからも含めて私のやり方だから、変えるつもりはない。>

暇な日曜日の乗務なので、待機時間も長い。
そんな時に、先日届いた給与明細の中の”有給休暇手当”が気になりインターネット検索。
まず、
 タクシー運転者の最低賃金について - 長野労働局 - 厚生労働省
私;『拘束時間の観点からみれば、県の最低賃金を下回っている業務もあると思うが。』
更に、本題の有給休暇は、 
 年次有給休暇 長野労働局 - 厚生労働省
有休休暇の日当は、以下のいずれかにより決まる様である。
   [1]平均賃金、
   [2]所定労働時間労働した場合に支払われる通常の賃金、
   [3]健康保険に定める標準報酬日額(労使協定が必要)に相当する金額
この観点から考察すると、
私;『我が社の嘱託社員の有休手当は少ないが、私の実質的な賃金も安いのか。』 
と、あらためて極めてブラックに近い企業である事を認識させれた。

そんな仕事でも、
  事故をせず、
  身体を壊さずに、
細く長く続ける事が大事。

       本日の売上;ノルマの86%

2017年5月28日日曜日

2017年5月27日(土)

勤務時間:11:00~02:00
 
本日の1本目、
私;<何年ぶりかで2回目に来たお寺さんだ。>
と、お迎えに行くと、
私;<ギョエ。ここからどうやって行くの。>
と考えさせられる目的地。
ルートをお聞きすると、
お客様;『この先、一旦遠回りの様に回った方が良いです。
と、大まかなルートを確認。

私;<さてはて、行ってみるか。>
そんな気楽な気持ちで発車。
ところが、途中でルート選択ミス。
私;<お客様から言われたルートよりも、此方の方が良いだろう。>
自分勝手な判断で行ったルート。
これが、イザ走行してみると、
私;<アチャ。少し遠回りだ(悲)。>
こんな時は素直に、
私;『お客様、申し訳ございませんでした。やはり、お客様の指定されたルートの方が近い感じがします。』
謝罪するも、
お客様;『そうでしょ。
やはり、仏に仕える身の方は、心が広い。
最後の精算の時も、
お客様;『乗車料金は、その額で良いですよ。
と、無事に頂戴して完結。

その後、三桁も多く、JR駅前で客待ちの状態が続く。
そんな時に時間予約の配車が掛かり急ぎ向かう。
途中、GASスタンド近くに差し掛かると、
私;『あ。いけねえ。補給を忘れていた。明日は、GASスタンド休みだから、今日補給しないと拙い。しかし、今は、お迎えの途中、かつ、時間的な余裕がない。どうしようか(悩)。』
悩み直ぐに会社に指示を仰ぐと、
会社の配車担当;『大丈夫だよ。行って。
と、即決。
素早い判断力に感服。
直ぐに補給へ行き、そして道は狭いが最短ルートを選択。
何とか予約時間の1分前には現着して、事なきを得た。

その後、夜に入って、
私;『土曜日とは思えないね。』
待機状態が長く、三桁も多い。

その夜に、お客様をお乗せして大事故寸前の場面に出くわした。

お客様をお乗せして、交差点近くの道路脇から本通りへ出ようと信号機を確認しながら塘路へ半分程ゆっくりと出ると、
私;『アブねえ。』
信号を無視して勢い良い女性運転の車が交差点に突っ込んで来て、本線に出ようとしていた当車と衝突しようになった。
私;『これで事故をやったら、仕事が出来なくなるかもしれない。事故は、ご免だ。』
お客様は、無事にお送りして完結。

こんな暇な夜の最高額は、
中学校の同級生がお乗り頂いた乗車料金;¥6千円弱。
このおかげで、本日救われた。

感謝の思いで帰庫。 

       本日の売上;ノルマの129%