2017年10月21日土曜日

2017年10月20日(金)

勤務時間:18:30~08:30

私;『本日は、10月度の締日。故に、稼ぐゾウ。』
意気込んで点呼へ。
配車担当;『予約が多いから早く出て。』
との指示。

ところが、普段はノンビリと後から出庫するドライバーが、こんな時ばかりはいち早く出庫して行った。
私;『人間とは、調子の良い者だ。』
こんな稼業で良く聞かれるのが、
お客様『この仕事は、長いの?。 
私;『いえ、まだ5年です。 
お客様『何故、この仕事に就いたの?。 
私;『リーマンショックで失業した為です。
今夜も、いつものお決まりの会話。

そんな会話を幾度も今夜繰り返しました。
しかし、
そこに追い打ちを掛けたのが、
私;『今日は、実に超低空飛行だ。
金曜日の夜だというのに、単価が低い。

そんな時にタクシー乗り場へ着けると男性お二人のお客様。
すると、その内のお一人がまず乗られた。
ところが、
お客様A 『あなたが遠いから、先に乗ってヨ。 
と、一旦乗ったのにも関わらずに降りて、同伴者へ私のTAXIに譲ってしまった。
これが功を奏して、何と乗車料金;¥6千円弱。
これが、寂しい事に本日の最高額。

しかし、悲惨な事にその後も超低空飛行は、変わらず。
私;『駄目だこりゃ。』
だが、この後に何とも悲惨な出来事が2件も起きるとは夢にも思わなかった。

まず一件目。
タクシー乗り場の先頭で客待ちしているところへ会社からの配車。 
私;『ギョエ。この吞み屋へ?。』
ここで悲惨な結末、決定。
約10Km先の呑み屋へお迎えへ。
現着後にお声がけ。
私;『この店、声掛けてもなかなか出てこないからな。』
暫くして出て来られたお客様の集団に経由地と目的地を確認。
私;『すみません。この地域は、地理不案内なので道案内をお願い致します。』
その後は、彼方此方と道案内していただきつつも最後のお客様をご案内。
行き着いた先は、先程の呑み屋から更に6Km程に更に遠ざかった地域。
乗車料金;¥4千円弱と振るわない。
私;『ここから約16Kmを空車で戻らなければいけない。効率悪い。』 
帰路は、もうノンビリ。
私;『普通の会社では、場合の悪い現場を担当したら、次は少し良い現場を担当になるはずだが。』 

次の二件目。
それは、本日のラストとなったお客様。
これも、会社からの配車。
お迎え場所のコンビニへ現着すると、男性二人組。
私;『こんな所から何処へ行くのかな。』
その行き先は、なんと、
私;<朝の時間帯には厄介なルートになるな。>
ミドルにもロングにもならない場所。
案の定、道中は
私;<この車は、どう行くんだ(怒)。>
と悩む程の危ない車に出会った始末。
挙句の果てに、目的地に到着する前に、
お客様 『ここでいいや。 
私;『え!。目的地には遠いですが。』
との遣り取りしても、そこで清算。
乗車料金;¥千円余。
と、降りてからの後部座席を見ると、 
私;『え!。泥だらけジャン。これでは、乗せられないジャン。』
もうここで終業決定。

本日が締日にも関わらずに
非常に悲惨な結果で帰庫。
 
     本日の売上;ノルマの133%

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